序章・真説・新撰組異聞録

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とある田舎に天然理心流の道場があった… そこには、農民での青年達約200人くらいが暮らしていた。 さて、道場内ではいささか騒ぎが起きていた。 ドタバタと若者が道場内をかけて向かった先は 門下生「松陰先生‼大変です‼道場破りです‼」 松陰と呼ばれる人はじっとしたまま本を読んでいた。(松陰?そうのちに有名な吉田松陰先生である) 松陰「騒がしいですねぇー、元気があってよろしい。」 門下生「そんな呑気な‼」 松陰「しかし…道場は今近藤さんが、見てるでしょう?」 門下生「それが、ケガをした門下生を見てもらう為に医者を探しに行きました。」 松陰「私に黙ってとは…相変わらずかってな性格ですね⤵」 門下生「あの~?」 松陰「わかりましたよ…仕方ないですね💧。」 しぶしぶついて行く松陰…しかし、その衝撃的な道場破りに松蔭は目を丸くしてしまったのだった。 うわぁーっと声がした途端門下生が道場の庭に放り出されていた… 松陰「あの~💧」 門下生「なんでしょう?」 松陰「道場破りは…熊ですか?」 門下生「はぁ?」 松陰「だってさっきから次々と門下生達が放り投げられて道場から出てるから?」 門下生「仕方ないですね…変わりに見て来ますよ‼」 おそるおそる門下生が道場を覗くとそこに居たのは…美少女と言うべきか美少年と言うべきかわからないぐらいの美しい少年が居たのだった‼
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