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「……はい!お任せください。この絖橋 晶人、アマテラス様の勅命とあらば尽力致します」
決意を胸に、力強く答えた。
「うむ。良い答えじゃ。これから迎えの者が来る。儂について参れ」
天照はそう言うと踵を返し、空へ飛んだ。
遅れないように俺も空に飛び立った。
閻魔か……大変そうだけど、やり甲斐がありそうだな。
俺は空を飛びながら期待を胸に秘めた。
「さて、儂の判断が事を好い方向に進めてくれればよいのじゃが…」
「ん?何か仰いましたか?」
「瑣末な事じゃ、気にするな」
アマテラス様が何か言っていたようだが、余計な詮索は止めて空を飛ぶ事に頭を向けた。
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