再会、そして新たな出逢い ~白玉楼篇~

2/13
914人が本棚に入れています
本棚に追加
/363ページ
……眩しい。 朝日が目に沁みる。 何時も良いところで夢が覚め、こんな感じで意識が覚醒し始める。 窓からは柔らかな陽射しが射し込む。 今日も良い天気だ。 現在時刻午前六時二十分。 何時も通りの時間に目覚め、爽快な気分で朝を迎える。 潔く布団から身体を起こし畳んだ後、顔を洗って着替え始める。 俺が閻魔に就任してから、今日で丁度一ヶ月。 一ヶ月間毎日が楽しくもあり、きつくもあり、刺激に溢れていた生活だった。 然し、今日はまた違う刺激がある。 今日は特別な日で、四季様が幻想郷へと連れて行ってくれるらしい。 各所の著名人に新任の挨拶廻りをするとか。 以前四季様が教えてくれた事によると、幻想郷では妖怪が居るから自己防衛手段・決闘手段として弾幕が主だったとの事。
/363ページ

最初のコメントを投稿しよう!