再会、そして新たな出逢い ~白玉楼篇~

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「あ、おはようございます四季様」 「あら、おはよう晶人」 四季様は先に朝食を摂っていたみたいだ。 今日も可愛らしいですよっ! と口に出して言う事が出来ないので心の中で言ってみる。 いや、本当に可愛い。 こんな可愛い娘が閻魔様な訳が無い。 だが実際には閻魔なのだ。 「今日は幻想郷を案内する日ですね。朝食を食べ終わったら私の部屋に来て下さい。ノックすれば出ますので、ではお先に」 四季様は既に食べ終えたらしく、席を立つ。 「了解です。では、朝食を頂きますか」 了承の意を四季様に送り、俺が来た事を察知した小鬼がよいこらと運んできた温かい朝食を頂く事にする。 今日も純粋な日本食が朝食だ。 それを十五分程で食べ終わり、俺は四季様の部屋に向かった。
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