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翌日―。
御坂「最近、初春さんに会わないわねー…やっぱり怒っちゃってるのかな?」
グビグビとジュースを飲みながら、御坂はとある公園を歩く。
「そうそう…上手いぞ。やっぱり君は何でも出来るな」
「えへへ…ありがとうございます///」
御坂「ふん、昼間っからイチャついてんじゃないわよったく…」
その場を通り過ぎようとする御坂だったが…
御坂「って、えっ????」
咄嗟に彼女は茂みに隠れる。数メートルほど先に見えたのは上条と初春だった。
「OKOK。そんな感じ感じ」
「ありがとうございます!!」キャッキャッ
よく見ると、二人は仲良さそうに話している。
嬉しさのあまりか、ピョンピョンと上条のそばで小さく跳ねる初春は子供のようにはしゃいでいた。
御坂「初春さん!!!」
御坂「な…何で?何で初春さんがあいつと一緒にいんの??」
御坂「むっちゃ楽しそうにしてるしー!!」ガーン
こうして、初春の不良になるための特訓は一週間に及んだ。
他のことに気をとられていたのか、初春に不良の技術はあまり身につかなかったようだが。
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