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相手の背後に降り立ち、ビームサーベルで切り裂く事を、私はファーストアタックとした。閃光を放ち、機体が爆発する。
爆風を背に受けながら、二機目に疾走する。
「はあッ!」
私の斬撃をまともに喰らった二機目は断末魔の後、爆発した。
「ふぅ」
私は護衛するべき砲台を振り向く。
「平気か?」
「ありがとう。損失0だ」
砲台の返事は私を安心させた。
平常心を取り戻しつつ、護衛対象に向け、機体を移動させる。
「お守りは任せなさい……」
※ ※ ※
あれから少し時間がだった。依然として状況は平和そのもので、退屈な時間を過ごしている。。
「……なぁ、ちょっと良いか?」
何か話しがあるようだ。
「何だ?」
「ちょっと遠くに敵を確認した。念のため、行ってきてくれないか?」
私はわかったと、答え、歩を進めた。砲
台からの連絡によると、相手は凡庸機体、アルザーノであることが発覚した。
アルザーノの索敵範囲はそこまで広くない。
「一気ににやるか」
私はスピードを上げた。
※ ※ ※
相手を確認すると、私はビームライフルを構えた。相手の内、を中央に捉えた。
引き金を引いた。相手のコクピットに閃光が走り、予想通りにくずおれる。
「次」
私は二機目に向かって全力で進んでいった。
相手の機体が、ビームライフル射ってくる。私は軽やかにそれを避けて、ビームサーベルを投げる。
「もらった!」
相手の機体の目の前に刺さったビームサーベルによって、土砂が吹き上がった。
「ち!」
視界を封じられ。動きが鈍る。
「はっ!」
その隙を逃さず捉え、ビームライフルで撃ち抜く。
相手のコクピットから黒い煙があがっていた。
私は二機を始末した事を確認した後、護衛対象の元に戻って行った。
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