「始まり」

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「れーん、ハールト。 今、帰り?」 急に声を掛けられ、2人は同時に振り返った。 「「海志!!」」 そして、同時に後ろに居た人物の名前を呼んだ。 「お前、学校サボったくせに学ランかよ」 漣がまじまじと見ながら呟く。 「俺、これしか服、持ってねーんだもん」 「嘘つけ」 「私服姿、よく見るけどなぁ」 海志の冗談に2人で突っ込んで、3人はまた、歩き出す。 .
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