2人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな自分が人を好きになったのは、短大の時。
バイト先の年上の人だった。
初めて、人を好きになった。
でも、その気持ちを持て余してどうすればいいのか分からずに、その気持ちを何故だか怒りへと変換させた。
怒りの矛先は何処へ向くでもなく、自分の中へ押し込めるだけ。
解っていながら、そうしてしまう自分への自己嫌悪。
そしてその人に対する「好きになってしまって」申し訳ないという気持ち。
こんな自分が人を好きになってしまったという罪悪感で、初めての「好き」は終わった。
最初のコメントを投稿しよう!