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「パァァーン!」
衰夏はドアを勢いよく開けた。その先にあったものは血だらけ死体や赤く染まったP〇Pなどがあった。
「あ、あああああああああああああああああああああああああああああああああ―――!」
衰夏は絶望感に襲われてしまった。
衰夏「そ、そんな、何があったんだ!何でみんな倒れて死んでいるんだ!」
奥からムシャムシャという音がした。
本当なら逃げるが、まだ信じられない衰夏は近づいてしまった。
そこにいたのは後ろ姿をした黒井だった。
衰夏「おい、黒井、何してんだよ、何があったんだよ!」
黒井はその声に気付くと後ろに振り向いた。
衰夏「く、黒井?…………」
その顔は青白く、死んでいるのかのようだった。
黒井は振り向くと立ち上がり、両手を肩の位置にしたまま、衰夏に向かって歩いてきた。
衰夏「おい、黒井、返事してくれよ…………」
衰夏は少しずつ後退する。
衰夏「お、俺は夢でも見ているのかな………。」
さっきまで楽しかったのが嘘のようだった。
そのとき、衰夏は左足を誰かに捕まれた。
衰夏「せ、先生まで、は、離してくれ!」
「ウオーー」
衰夏は必死に足を振り回したが、なかなか振りほどけなかった。
黒井も来る
そのとき!
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