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披露宴は両家の親族や卓哉と深愛の招待した友人や恩師のスピーチや余興で賑わいを見せ、ウエディングケーキ入刀、キャンドルサービスと次々と進行し、そして、余興の最後を飾るのは、莉子・浩輔・瞬・円による歌になった。
莉子「卓哉君、深愛…本当におめでとう✨ 私達から、『乾杯』を贈らせてもらいます。」
莉子達の歌が終わり、しばらく歓談し、いよいよ、最後の新郎新婦から両家の親への挨拶となった。
卓哉「おじさん、早苗さん、色々と言葉は考えたんですが、やっぱり、短いけど、俺の心からの一言がいいと思うので一言にしました。」
卓哉は静かに目を閉じ、深呼吸した後、言葉を発した。
卓哉「深愛という世界でたった1人の最高の女性に出逢えた事を幸せに思います。 必ず、幸せにします。」
そう言って卓哉は謙二と早苗に頭を下げ、早苗には花束を贈呈した。
深愛「おじ様、おば様、卓ちゃんという素晴らしい人を私に出逢わせてくださってありがとうございます。 必ず、2人で幸せになります。 これから、よろしくお願い致します。」
深愛もそう言って、頭を下げ、泉に花束を贈呈した。
そして、両家を代表して、卓哉の父親の雅哉が出席者にお礼の挨拶をし、両家の親は席に戻った。
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