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~国原家別荘~
卓哉「相変わらず、いい空気だなぁ……」
深愛「優哉、一杯、卓ちゃんと遊んで疲れちゃったみたい……ベッドに寝かせて、トントンしたら、すぐ寝ちゃった😃」
卓哉「そっか……優哉が産まれてから、会社のほうも落ち着いてきてたけど、それでも、なかなか遊んでやれなかったからな…」
深愛「大丈夫よ…、優哉は忙しいたぁたも、遊んでくれるたぁたも大好きだから…」
卓哉「深愛は?」
深愛「えっ……?」
卓哉「だから、深愛は忙しい俺と暇な俺とどっちが好き?」
深愛「……う~ん……フフ、どっちも好きよ。 だって、忙しくても、忙しくなくても、卓ちゃんは私の大切な旦那様だもん😃」
卓哉「深愛………」
深愛「だから、私も卓ちゃんのお荷物にならないように頑張らなくちゃ…♎」
卓哉「深愛は、頑張ってるよ……深愛が居てくれるから、俺は、会社も家庭もしっかり守っていきたいと思ってるんだからさ…😉」
深愛「フフ……じゃあ、更に頑張ってもらわなくちゃ……来年には、家族が1人増えるから……。」
卓哉「えっ……?」
深愛「昨日、産婦人科に行ってきたの……2ヵ月目だって……」
卓哉「……2人目?」
深愛「…うん…」
卓哉「……クゥ~~〓 やったぁぁぁ‼」
深愛「もう、静かに、優哉が起きちゃう。」
卓哉「あっ😵 ワルい〓 でも、嬉しくてさ😃」
深愛「うん……私も嬉しい😃」
卓哉は深愛を抱き寄せ、腹部をそっと触り、お腹に向かって声をかけた。
卓哉「お~い、聞こえるかぁ~? たぁたですよ~~」
深愛「フフ…卓ちゃんたら……」
深愛と卓哉は幼馴染みとして育ち、ゆっくりだけど、揺らぐ事のない世界で一番大切なものを手に入れた喜びを実感し、それは決して、壊れることのない強い絆である事を確信した。
同じ気持ちである事が通じ合った2人はそっと唇を重ねた。
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