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お風呂をあがったあとは食事まで少し時間があったので皆自由行動をしていた。
真「なるほどくん、ジュース買って♪」
成「そうだね、なにか買いにいこうか。」
ぼくたちは一階の自動販売機にむかった。
成「風呂あがりの牛乳は美味しいね。」
真「あたしはコーヒー牛乳派だけどな♪」
春「わたくし牛乳は少し苦手です。」
成「へぇ! 春美ちゃんは好きかと思っていたよ!」
ぼくはつい、気になっていたことを話してみた。
成「ねぇ、真宵ちゃん。 さっき露天風呂で狩魔検事となに話してたの?」
真「ぶっ! な……、なるほどくん覗いてたの!?」
成「違うよ! あそこ板一枚で区切ってたようで、話し声が聞こえてきたんだよ!」
真「リッチなのにそーゆーとこは貧乏くさいなぁ……。」
成「で、どうなの?」
そのとき……
ガラガラガラガラガラガラ ガシャンガシャン
成「!!」
そういえばなぜか勾玉持ってたんだった。
真「な、なななななんでもないから!」
なんでもないようには見えないけど。
そのとき春美ちゃんがぼくを呼んだ。
春「サイコロックですか?」
成「そうみたい。」
春「ではわたくしが解除を手伝ってあげます!」
そんなに重要でもなさそうだから手伝ってもらおうかな。
~露天風呂で話していたこと~
成「少し聞こえてたって言ったでしょ? 矢張が“御剣”と“成歩堂”って単語が聞こえたって言ってたんだけど……」
真「そ、そりゃでてくるよ! 別にいいじゃん!!」
成「まぁそうなんだけど、どうも話してるようすがおかしいかなぁなんて。」
真「女どうしこしょこしょ話しちゃだめなの??」
真宵ちゃんは少し怒りぎみだ。 このへんでやめとこうかな……。
と思ったとき
春「真宵さまは冥さんと恋のお話を♪」
真「は、はみちゃん!?」
パリンパリン
~解除成功~
成「恋かぁ。」
そういえば真宵ちゃんもそんな歳なんだなぁ。
真「あたしも少しぐらいそんな会話するんだからね!!」
バキッ
なぜかぼくの顔にパンチしてから部屋に帰っていった。
春「真宵さま―!」
成「解除しないほうがよかったかな……。」
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