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真宵ちゃんを追って部屋のほうに帰ると
バシンッ
成「いてぇ!」
廊下から鞭が!?
もちろん狩魔検事だ。
冥「キサマ、綾里真宵になにしたのっ!」
成「えっ? ちょ、ちょっとお話してて……。 いたっ!」
鞭がうぬうねしている。 参ったな。
冥「部屋に帰ってくるなりベッドにはいっちゃったのよ。 謝ってらっしゃい!」
成「いてて。 わ、わかったよ。」
ぼくは部屋に行って謝った。
成「真宵ちゃん、さっきはごめんね。」
真「………………。」
う~ん、返答なし……なら!
成「今度ミソラーメン二杯おごってあげるから!」
真「ほんとっ!?」
勢いよく布団をとって真宵ちゃんが笑顔で聞いてきた。
成「約束するよ。 春美ちゃんと三人でいこう!」
真「さっすがなるほどく―ん♪ 太っ腹ぁ!」
ほんとは財布、ピンチなんだけどね……。
しかたないか。 ぼくが怒らせちゃったんだから。
冥「さすがね、成歩堂龍一。」
部屋の外からこっそり言ったこの言葉は成歩堂たちには聞こえなかった。
何分かして
御「そろそろ食堂にいくぞ。」成「メニューとか決まってるのか?」
御「バイキングらしい。」
糸「バイキング!? 海賊ッスか!」
成「まぁ確かに名前は海賊のバイキングがとったらしいですが、お食事のバイキングですからね。」
糸「知ってるッス。」
知ってるならなぜ言ったんだろう……。
真「あたしお腹ペコペコだぁ~。 よ―し! いっぱい食べるぞ!! ね、はみちゃん♪」
春「はい! わたくしもお腹ペコペコです!」
真「冥さんも今日はいっぱい食べましょうね!」
冥「そうね、バカ達の相手をしていたらお腹がすいたわ。」
わいわいガヤガヤしながら皆で一階の食堂に向かった。
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