99人が本棚に入れています
本棚に追加
成「さすがに無理があるだろ。」
ぼくはあきれながら言った。
真「不可能なことなんてないんだよ!」
矢「早く肉が食べたいんだ!」
二人が真剣な顔で言ってきた。 もっと確実な方法があると思うけど……。
矢「あっ。 そういやオレライター持ってたわ!」
もってたんかいぃ! 早く気づけよ!!
矢「これで肉が食えるな♪」
炭に火をつけながらうれしそうに言ってきた。
糸「もうちょっと早く気づいてくれれば狩魔検事の鞭をそんなにあびなくてすんだッス……。」
腰をおさえながら痛そうな表情をしていた。 火がつくまでたたかれていたからなぁ。
冥「もとはあなたが悪いのよ。」
と狩魔検事は平然としたようすでもう一回イトノコさんをたたいていた。
御「ハプニングはあったが問題はない。 好きなものを焼いて食べてくれ。」
と言って、お肉をずらっと出していた。
春「わたくし、タンが大好きなので食べたいです♪」
真「あたしもお腹すいたぁ!」
二人はお肉を見ながら喜色満面だ。 ぼくもお腹がすいていたので色々とって焼いて食べた。
成「外で食べるとなんでも美味しく感じるね!」
春「わたくし、バーベキューは初めてなのでとても感動です!」
イスに座りながらぼく達はほのぼのしていた。
成「またやろうか♪」
春「はい!」
可愛い笑顔で春美ちゃんはぼくのほうを見た。 真宵ちゃんはコンロから離れてないな。 イトノコさんと矢張も。 ほんとよく食べるなぁ。
御「どうだ? たまにはいいだろう。」
冥「そうね。 こうゆうのは初めてかもしれないわ。」
御「昔のキミならこんなところには来なかっただろうな。」
冥「さぁ。 どうかしらね。」
向こうを見ると御剣と狩魔検事が話していた。 あの二人って私服姿も少し貴族みたいだから、はたから見ると場違いに感じるな。
それに比べて……
真「あっ! それあたしがとろうと思ってたのに!」
糸「とったもん勝ちッス♪」
矢「これとった!」
真「あ―! それもぉ!」
こちらはおもいきり庶民だな。 ぼくもだけど。 お肉はいっぱいあるんだから真宵ちゃん焼けばいいのに。
こうしていっぱいあったお肉や野菜はあっとゆうまになくなっていった。
最初のコメントを投稿しよう!