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何ヶ月も前からずっと咳が続いてた。
病院に行くよう催促してもなかなか行ってくれなかった。
私は結婚していて近くではあるが別居しているので、頻繁には会っていなかった。
久々にチビを連れて実家に泊まり気がついた。
おとんの咳は異常だ。
もう一度おとんに病院へ行くように催促した。
約束の日に電話してみたら友人の喫茶店で酒を飲んでいた。
これには呆れてしまい、怒ってしまったが、今思えば怖かったのかもしれないね。
次の休みにやっと行ってくれたが、肺に影が写っていたらしく、そこですぐに
「癌だと思います。」
って言われて帰ってきた。
おい医者よ。
大病の宣告を本人一人にさらりというんじゃねーよ。
それからでかい病院への紹介状をもらい、いくつかの検査が続き腫瘍マーカーというものの数値が通常3.いくつのものが5.いくつかあったらしい。
そこでも
「おそらく癌でしょう」
と言われて帰ってきた。
同じような検査が続き4月30日、医者2人と両親での話しで、癌を宣告された。
とりあえず今わかっていることは肺に2個の癌があり1つは心臓の近くまで行っていて手術ができないとのこと。
余命は1年から2年だと言うこと。
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