照明器具の選び方

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熱帯魚飼育に向いている照明器具は、昔からある家庭用の白色蛍光管が入った蛍光灯や暖かみのあるオレンジ色を発光する蛍光管の蛍光灯は避けて下さい。 少し高価ですが「熱帯魚・海水魚専用蛍光灯」を購入して下さい。 この専用蛍光灯ですと、より明るさを追求した熱帯魚用や青の光線を強調した海水魚用のものがあります。 飼育する熱帯魚に合わせた好みの光を演出することが出来ます。 三波長型と書いてある昼光色の蛍光管は太陽光に近く、自然で明るいので一般的に使われています。 熱帯魚の赤い色をきれいに見せてくれます。 三波長型の蛍光灯は、値段も手ごろです。 熱帯魚の水槽に色々な水草を植え込もうと思う方は、植物育成用とか水草用と書かれた蛍光管も合わせて購入された方が良いと思います。 赤と紫の色を強調する蛍光管で、熱帯魚専門店や園芸店に置いてあるはずです。 赤や紫色を発する蛍光管は植物育成には最適で、水草の緑や熱帯魚のブルーをより美しく見せてくれます。 但し、この植物用の蛍光管だけだとやや暗く感じます。 水槽の大きさに合わせた2灯式の蛍光灯をお買いになり、2種類の蛍光管を組み合わせてお使いになれば、水槽内が生き生き見えることでしょう。 照明器具をセットする時には、安全を考えて水槽の上に上ぶたをしっかり閉めて、その上に設置します。 ついでに一日の照射時間は約10~14時間で、毎日規則正しく照明を当ててあげて下さい。 蛍光灯の置き場所は、出来れば上部手前がベストです。 上部奥側だと逆光になり熱帯魚の美しさを充分引き出せません。
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