底砂の種類と効果

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大磯砂↓ 相模湾の大磯海岸で採れ、青みがかった黒色の美しい砂。 安価で、水質を弱酸性に保つ効果があり、たいていの熱帯魚の飼育に向いています。 サンゴ砂↓ サンゴの主成分である炭酸カルシウムが少しずつ溶けて、PHと硬度が高まります。 水質はアルカリ性になり、水草育成には向いていません。 シクリッドなどの熱帯魚には向いた底砂ですが、多くは海水熱帯魚の飼育の場合に使われています。 南国砂(フィリピン砂)↓ 大磯砂より黒みが強い。 この砂は硬度が低く、弱酸性に水を保ってくれます。 この砂もたいていの熱帯魚の飼育に向いた砂です。 硅差(けいさ)↓ 見た目に美しい白っぽい砂で、水質は弱アルカリ性にします。 シクリッドなどの飼育に適した砂です。 五色砂↓ 高知県の桂浜で採れる砂で、赤・青・白などの色が豊富な小石。 大粒の石が混ざっているので、水草の育成には向いていません。 どちらかというと熱帯魚より、金魚用の砂(石)です。 金華砂↓ 福島県で採れる茶褐色の砂利で多く利用されています。 水草の根付きがよく、バクテリアの繁殖にも強い。 セラミック砂・焼成砂↓ グレイや茶褐色やホワイトなどの色があり、粒の大きさは揃っています。 水質も弱酸性からアルカリ性まで様々あり、選ぶ楽しみはありますが大磯砂などに較べると少し値段が高めです。 セラミック砂は、熱帯魚の生育には欠かせないバクテリアの繁殖には適している。
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