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以前は大磯砂がろ過材としてよく使われていましたが、現在では麦飯石(ばくはんせき)や医王石などの自然石が主流です。
これらの自然石は多孔質でろ過バクテリアが付きやすく、水質を弱酸性~中性に保つ効果が見られます。
バクテリアが水質の悪化を防いでくれていますので、底砂と一緒に活用して下さい。
また、水槽内に自然石を置いておくとアクセントにもなるし、何種類かの熱帯魚を同居させた時には、小さな熱帯魚たちの隠れ家、安らぎの場所になります。
産卵の時にも産卵床として、熱帯魚に利用されます。
この他、人工のろ材として、プラスティック製やセラミック製の熱帯魚専用のろ材が多種類市販されています。
人工ろ材は、水の流れがよく、ゴミが溜まりにくいのが特徴です。合成樹脂ろ材は、バクテリアが繁殖しやすいように作られた最も新しいろ材です。
急に水質が悪化した時など一時的に使うものに、活性炭があります。
標準サイズの水槽では400グラム程度入れ、有効期間は数週間と短い。
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