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「懐かしいな……」
「何がかや?」
おっと……聞こえたのかよ。
まぁいいケド。
「いやなに、この光景だ。
この部屋がまた、こんなにも人で埋まるとはなぁ……」
俺達が居るのは覇王の間。
覇王の四従者(ホロウ・サーヴァメント)の実力も知り、俺もバージョンアップした事だしさて連邦に突撃でもしてやろうかとわりと本気で考えてたんだが、そこを白玉が止めた。
前にも言ったと思うが、光と闇は表裏一体。
抑える事は在っても滅ぼしはしない。っつーのが一応暗黙の了解になってる。
が、そうは言ったところで、俺みたく連邦を滅ぼしてでも復讐したいヤツや、単なるアホなお祭り野郎(アナーキスト)が消えるわけじゃねぇ。
そして、戦力は多いに越した事は無い。
そこで白玉は、覇王の四従者トップとしての人脈やらなんやらを存分に発揮し、宇宙中の無法者共へ呼び掛けをした。
そしたらまぁ食い付くは食い付くは。
そりゃもう入れ食い状態。
おかげで、ここ犯罪者の王国(トルティーア)はこの数日で一気に人口が増加した。
で、そん中でもお偉いさん達は、空中要塞スカイノクターンへと続々集結してるってワケだ。
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