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仕事から戻ると、インタビューの編集をした。わたしもこの人のイラストは結構好き
何点かイラストもいただいた。60歳の女性だがはだつやはピカピカでうちのお母さんより、はるかに若い
『この前和ろうそくにイラストいれたのよ』とその写真も見せてもらった
彼女のポップなイラストで和ろうそくは、オシャレな飾りになっている
そんな話しも記事にいれて編集する
『やっとやる気でてきた?あんた男にフラれたんだって?今度飲みに連れていってあげるわよ』と桜さんに頭を撫でられた
…どうやら私の引きこもりの理由は会社中広がってるようだ
多分ジュンだ!そして横山さん!
私は仕事を終えてうなだれるように帰宅した
『ただいま…』
『あら、今日は帰ってきたのね。何か食べたいものある?』
『ああ…残り物でいいわよ』
キッチンにいくとお父さんがまだビールを飲んでいた
『お父さん、私にもビールちょうだい』
『ちっ、自分で動けよ』舌打ちされながら冷蔵庫から発泡酒をだしてきた
『やだ!私もラガーとかエビス飲みたいわよ!』
『…明日自分で買ってきたら?』
『このケチ!』私は涙目で発泡酒を一気飲みした
『今日はすき焼きしたのよ。残りもので他人丼したわよ』
『肉…少ないわね…』
『文句言わないの!』
まったく私には冷たい家族である
唯一私の味方はおじいちゃん!…がただいまおじいちゃんは自治会の旅行で北海道だ…
早く帰ってきて!
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