明日が見えない

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私の誕生日は4月30日 健人君はやっぱり私をカフェに呼び出した。大事な話しあると… 私は目一杯オシャレして待ち合わせのカフェに行った 『花梨、お誕生日おめでとう。これ俺達からのプレゼント。開けてみて』 俺達? 私は包装紙をゆっくり剥がし箱をあけた そこには私が欲しがっていたダッフィーのぬいぐるみが入っていた 『ありがとう!よくわかったね、私の欲しかった物!』 『梓がいってたからさ。わざわざディズニーランドに買いに行ってきたんだぜ?あとな…花梨には手渡ししようと思って』 と健人君は一枚の綺麗な封筒をだしてきた 『何これ?』もしかして…婚姻届けとか?やだ!嘘! 私は震える手で封筒を開けてみた それは結婚式の招待状だった。開くと中には連名で『菅原健人、中川梓』と書かれてある… 『え?なに?これ…』 『もうそろそろ俺と梓も結婚考えようって事になって。急なんだけど、5月の連休に式場とれたんだよ。だから身内と、仲いい連中には来てもらおうっておもったんだ』 『健人君と…梓って付き合ってたの?』 『もう5年付き合ってるよ!きづかなかったのかよ~花梨ホントに鈍感だな』 私は目の前が真っ暗になった…
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