明日が見えない

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帰り道私はどうやって帰ってきたのかわからない ダッフィーを抱っこして、招待状を無道作にバックに突っ込んでいた しばらく玄関に座りこみ、泣いていた 矢吹花梨 25歳…彼氏も作らずひたすら健人君思っていた…いや付き合ってると思ったのに(泣) 梓と5年も付き合ってて気付いていなかった私って… 式は5月3日だった。私は花嫁に負けないドレスで参列したが… 梓はとても綺麗で、健人君はとても幸せそうだった… 私は二次会には参加せず、一人でバーで飲んでいた なんて淋しい女なんだろうか 勘違いもいいところである… 帰りは酔っ払ってタクシーで帰宅 もう誰にも会いたくない!外にも出たくない! そうだ私は今晩からヒッキーしてやるのさ!
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