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第一章 激突日の丸組!!
昭和２１年夏…
終戦から1年が経過し、食べ物も家も、そしてお鍋の蓋でさえ失った日本は、進駐軍による統制のもと、なんとか生き続けていました。何もない暮らしの中から、一念発起し商売を始めようとした人々は、空襲ですっかり焼け落ちてしまった、乾いた大地に、焦げた材木やら、トタンの切れ端を広い集め小屋を作り、それぞれにお店を開き自分達の力で立ち上がろうと奮闘。そして誕生したのが闇市なのでございます。
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