告白

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ぼーっとしていると玄武が俺の膝の上にのってきた。 「げっげんぶどうしたんだ急に?」 戸惑った声をだしているが、ちゃっかり玄武のお腹辺りに手をまわしていた。 「別に・・・なんでもない。ただなんとなくだ。」 そう言うと玄武は俺の手を握った。そのかわいらしい仕草に俺は腕に力を入れた。 「昌浩。」 「なんだ?」 「今日はなんの日か覚えてるか?」 その言葉に苦笑しながら言った。 「あぁ覚えているよ。玄武がいきなり告白してきた日だろ?」
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