はじまりはいつも突然…的な?

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カリカリカリカリ… 「ふぅ…さすが俺だろ。こりゃ満点だな」 今、なにしてんのって?聞きたい?どうしても?うざい?なんで?まぁ…試験うけてます。すいません。 何の試験かと言うと、国の中でも5本の指に入るのか?入んない?どっちなんだい! くらいの魔法学校の試験だ。ちなみに高校入試的なね? クスクスと笑い声と共になんか聞こえる。 「あいつってあの落ちこぼれの?」 「なんでこの学校きたんだろーねー」 なんでってこっちが聞きたいわ。俺落ちこぼれなの?初耳っす! 「んじゃ試験の結果は各自の家に届くようになっているからな~。合否は1週間後~。それじゃ解散~」 必要なこと言ってそれなりに教師っぽい若い男はプリントを回収するなりどっかいった。結構たるい感じ全面に出してたけどな。 そんなことを思いつつ教室を出る。  
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