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「・・・ふぅ」
とりあえず、説得して、し続けてなんとか一人お風呂、シャワーを浴びることに成功した。積極的とういうかなんというか・・・。そんなにもお風呂が珍しいのか・・・
(火を焼べて沸かすお風呂、ねぇ)
いわゆる五衛門風呂、というものだろうか。結構、いやかなり古い。戦後、もしくはもっと昔の暮らしをしているのかな、にとりちゃんの住んでいた所って
(・・・でも、なにかありそう)
そう、なにかありそう。いくらなんでも経済大国日本、山の中といっても流石に火に焼べるタイプのお風呂は珍しいすぎる。いや、むしろないでしょう
「・・・なにか、ある」
特に確証は、ない。でも、そう思ってしまう。なぜなら、"いつも一緒にいる彼らが普通じゃないのだから。その彼らに似た、何かをあの子から感じるから"
「・・・・・考えすぎかなぁ」
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