──第1章──

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しかし、デス・バスターズが滅びた今、いくら生き残りとは言え所詮は一度葬り去られた存在。 セニシエンタはセーラームーンによって、あっという間に倒されてしまった。 「───まだダイモーンが生き残っていたのね。ルナが言ってたのはこのことだったのね。」 ふぅっと息を吐くと、なるちゃんが駆け寄ってきた。 「ありがとう、セーラームーン!」 「もう大丈夫よ。危ない目に遭ったらいつでもあたしを呼んでね。」 「さすがセーラームーンね。頼りになるわ。」 そこにOSA・Pのオーナーである、なるちゃんの母も加わった。 「ありがとうございました。セーラームーン。」 セーラームーンは、じゃあね…と二人の前から華麗に姿を消した。 OSA・Pを後にしたセーラームーンは、さっきの華麗さとは裏腹に 「ふああ……… お家帰ってひと眠りしよっと。」 とのんびり帰って行った。
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