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「何!?運命を変える…?
いつだそれは?」
衛は驚愕し、クンツァイトに問うた。
そしてクンツァイトは穏やかに、伏し目がちに答えた。
「遠い未来のことです。」
「それをなぜ今のオレに?」
いくらクンツァイトが過去の自分、地球国王子エンディミオンの配下であろうと、未来で起きることならばキングエンディミオンに報告すべきではないのか?
「あなたがその未来を選ぶのです………。」
その言葉と共にクンツァイトの姿は徐々に淡くなる。
「待ってくれ…クンツァイト………!」
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