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───OSA・Pでのセニシエンタとの闘いを終わらせてから暫くして、事態を他の戦士たちに報告するため、うさぎとルナは火川神社へと向かった。
「ねえ、みんな聞いてー!ねえ、みんなー!大変よー!」
うさぎは息を切らしながら境内の前にいる仲間たちに駆け寄った。
「ダ、ダイモーンが現れたの!
一体どういうことなの?」
それを聞いた仲間たちは怪訝そうに目を見開く。
「デス・バスターズのヤツらが復活したのか?」
「うさぎー、寝ぼけてたんじゃないの?」
相変わらずのレイの発言。
「またーレイちゃんの意地悪!
亜美ちゃんは信じてくれるよね。
…あれ?亜美ちゃんは?」
うさぎは、いつも時間厳守の亜美がいないことに気付く。おかしい…自分の方が亜美よりも早いなんて。
その時、背後から誰かが走ってくる音が聞こえて、3人は振り向いた。
「ごめんなさい。
急に浦和くんから連絡が来たの。」
亜美が発した人物の名前に一同は驚き、そして…
「とりあえず中に入りましょう。」
レイの促しによって場所を部屋の中へと移した。
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