──第1章──

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「へえー、じゃあ久しぶりだね、浦和くんに会うの。」 4人はテーブルを囲んで話し出す。最初に口を開いたのは恋愛話が大好きなまことだ。 「お休みを利用してこっちの方に来るんですって。」 「それで…浦和くんとどこに行くか決めたの?」 こうなると小悪魔レイちゃんのお節介も止まらない。 「ええ、とりあえず……… 全国無差別級試験を受けて… それから………」 「それから?」 先を急かすうさぎ。 「図書館に行こうと思ってるの。」 ………一同無言。
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