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「そろそろ時間なんじゃないの?亜美ちゃん。」
この空気をものともせず亜美に助け船を出したのはルナだ。
さすが、どんな時でも冷静さを忘れないプリンセスの側近。
「そうね…じゃ、みんな今日はごめんなさい。」
ルナに助けられ、亜美はそそくさとレイの部屋を後にした。
「………ねえ、亜美ちゃんの後ついてかない?」
───美奈子、始動。
「えっ?ちょっと………野暮じゃないかい?」
亜美のことを思い、恋愛番長は美奈子の暴走を止めようとする。
───そこに。
「でも…やっぱり気になるわよねー!」
しまった。戦闘機美奈子は小悪魔ミサイルを搭載していたのか。
小悪魔レイちゃん、スタンバイ完了。
「ちょ、ちょっとみんなやめなよ!」
恋愛番長も本気で止めようとするが、もはや番長の力だけでは制止不可能。
この状況を打破できるのは………最高司令官(プリンセス)のみ。
「よーし!みんなで行きましょ!」
もちろんお約束通り、最高司令官の判断は………GO!!
もう行くしかないじゃないか。
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