──第1章──

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「そろそろ時間なんじゃないの?亜美ちゃん。」 この空気をものともせず亜美に助け船を出したのはルナだ。 さすが、どんな時でも冷静さを忘れないプリンセスの側近。 「そうね…じゃ、みんな今日はごめんなさい。」 ルナに助けられ、亜美はそそくさとレイの部屋を後にした。 「………ねえ、亜美ちゃんの後ついてかない?」 ───美奈子、始動。 「えっ?ちょっと………野暮じゃないかい?」 亜美のことを思い、恋愛番長は美奈子の暴走を止めようとする。 ───そこに。 「でも…やっぱり気になるわよねー!」 しまった。戦闘機美奈子は小悪魔ミサイルを搭載していたのか。 小悪魔レイちゃん、スタンバイ完了。 「ちょ、ちょっとみんなやめなよ!」 恋愛番長も本気で止めようとするが、もはや番長の力だけでは制止不可能。 この状況を打破できるのは………最高司令官(プリンセス)のみ。 「よーし!みんなで行きましょ!」 もちろんお約束通り、最高司令官の判断は………GO!! もう行くしかないじゃないか。
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