──第1章──

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「シン…って言ってたわね。」 黒焦げのレイはさておき…さっきの人物は何者? 「誰だ?新たな敵か?」 まことも美奈子に同調し、数分前に起きた出来事を思い返した。 レイが部屋を出てから少しした頃─── 「レイー!電話じゃぞい。 はるかさんから。」 廊下からレイの祖父の声がする。レイが入浴中であることには気付いていないようだ。 それにしても、電話の主がはるかさん?疑問に思ったうさぎ。 「あっ、代わりにあたしが出るわね。」 2人にそう告げると廊下へと向かった。 「おや?うさぎちゃんが出てくれるのか?それじゃ頼んだぞ。」 電話をうさぎに任せてレイの祖父はその場を後にした。
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