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「シン…って言ってたわね。」
黒焦げのレイはさておき…さっきの人物は何者?
「誰だ?新たな敵か?」
まことも美奈子に同調し、数分前に起きた出来事を思い返した。
レイが部屋を出てから少しした頃───
「レイー!電話じゃぞい。
はるかさんから。」
廊下からレイの祖父の声がする。レイが入浴中であることには気付いていないようだ。
それにしても、電話の主がはるかさん?疑問に思ったうさぎ。
「あっ、代わりにあたしが出るわね。」
2人にそう告げると廊下へと向かった。
「おや?うさぎちゃんが出てくれるのか?それじゃ頼んだぞ。」
電話をうさぎに任せてレイの祖父はその場を後にした。
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