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「もしもし、はるかさん?」
「ああ、おだんごか。
大変なんだ。ほたるが倒れた。」
「えっ!どうしたの!?病気!?」
「いや…これはどうも………原因は分からないが、もしかすると………。
おだんごに来てもらわないと結論出来ない。
とにかくすぐに十番病院に来てくれ。」
はるかがそう告げると電話は切れてしまった。
受話器を持ったまま立ち尽くすうさぎを不思議に思ったルナ。
「どうしたの?」
ルナの声にうさぎはハッとして我に返る。
「ほたるちゃんに何かあったみたい。」
「えっ?ほたるちゃんが?」
意外な人物の名前にルナは驚いた。
「ちょっと十番病院まで行ってくるわ。」
うさぎとルナは火川神社の外に出た。
「最近良くないことが起こり過ぎてるわね………。
うさぎちゃん、私いろいろ調べてみるわ。」
「うん、分かった。」
「何かあったらすぐに連絡するわ。」
そう言ってルナは素早く駆け出して行った。
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