──第1章──

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──その頃、クリスタルパレスでは、ネオ・クイーンセレニティとキングエンディミオン、そしてダイアナが神妙な面持ちで幻の銀水晶を見つめていた。 「………!──幻の銀水晶が震えている………!?」 「邪悪なエナジーを感じているようだ。」 「それもかなり巨大なものです。」 「デス・ファントムを倒したばかりなのに………なぜ? 新たな………敵? やっと平和な暮らしが送れると思っていたのに………。 すぐにセーラー戦士に調査してもらいましょう。」 その時─── 「あっ!幻の銀水晶の震えが止まりました!」 「本当だわ。異変の兆しが消えている。」 「さっきの震えは何だったのでしょう?」 「──きっと彗星の影響を受けたのよ。」 「………そうだろうか?」 「………そう!そうに決まってるわ。 この世界の平和は銀水晶の光に守られて永遠に続くのよ───」
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