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──その頃、クリスタルパレスでは、ネオ・クイーンセレニティとキングエンディミオン、そしてダイアナが神妙な面持ちで幻の銀水晶を見つめていた。
「………!──幻の銀水晶が震えている………!?」
「邪悪なエナジーを感じているようだ。」
「それもかなり巨大なものです。」
「デス・ファントムを倒したばかりなのに………なぜ?
新たな………敵?
やっと平和な暮らしが送れると思っていたのに………。
すぐにセーラー戦士に調査してもらいましょう。」
その時───
「あっ!幻の銀水晶の震えが止まりました!」
「本当だわ。異変の兆しが消えている。」
「さっきの震えは何だったのでしょう?」
「──きっと彗星の影響を受けたのよ。」
「………そうだろうか?」
「………そう!そうに決まってるわ。
この世界の平和は銀水晶の光に守られて永遠に続くのよ───」
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