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そこにはなんとも美人な女の人がソファーに横になっていた。
「ヒツゼン……?」
「そう…『必然』当然そうあるべきこと。もしかして必然の意味も知らないの??アナタあほなのね…」
「あほの子だーー♥」
「あほの子だーー♥」
「ナンでだよ‼💥」
女の人は相変わらず上品にキセルでタバコを吸っている。
「つうか、おれ客じゃないですよ。掘りのとこに手、ついたらちょっとヘンなことあって……」
「掘は結界だから」
「は??」
「『結界』仏教で修行を妨げないように出入りなどを制限すること―…アナタ結界の意味も分からっ…」
「分かります‼💥」
四月一日もついついイラッときてしまった。
「…名前」
「は??」
「アナタの名前」
色々疑問もあったが四月一日は渋々答えた。
「四月一日君尋」
「四月一日と書いてワタヌキね??」
女の人はズバリ言い当てた。
「え⁉なんで 字!!いってねぇのに!!」
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