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外に出て慌ててタクシーを拾う。 宿舎につく頃には体の火照りはピークになっていた。 「はぁ…はぁ…」 浅い呼吸を繰り返す。 もう布がこすれただけでも逝きそうだった。 苦しそうにしていたため運転手に心配されたが一人で大丈夫とタクシーを降りた。 (みんな寝てるといいんだけど) なんとか宿舎の玄関までたどり着く。 中に入ると真っ暗だった。
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