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月日が経ち、今は春。
「やっと退院出来るな。」
「体、ナマッちゃいやしたよ。」
「帰ったら特訓だな。」
「…鬼。」
「おら、行くぞ。」
土方さんが迎えに来た。
あ~
うぜー。
なんでよりによって土方コノヤローが来るんでィ。
―in屯所―
「お、来た来た。」
ガラガラッ
「「「せーの、
隊長、退院おめでとうございます!!!!」」」
隊員達はクラッカーを土方に向けて打った。
「……。」
「って、なんで副長!!!?」
「計画通りにしろって言ったじゃんんん!!」
「副長空気読めェェェ!!!」
「てめーら上司には口を慎みやがれェェェ!!!空気なんて読めるかァァァ!!!なんて書いてあんだ!?善の心の持ち主にしか見えねぇのかァァ!?」
「いやっ、そういう意味じゃねェェェ!!!!」
ぎゃー!!
「………なんでィ、こいつら。」
「お前の退院を祝ってんのさ。」
近藤が沖田の肩に手を置く。
「……余計な世話
ありがとうごぜぇやす。」
「ガッハッハッ!!素直じゃねぇなぁ総悟は!!」
近藤は高らかに笑う。
「……」
本当、余計な事しやがって。
馬鹿共は。
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