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あれから、土方さんに扱かれたり隊員を扱いたりと(いろんな意味で)、病気だっつーのに動き回った。
そのせいか、血を吐く日々が増えている。
だが俺ァ近藤さんと、アイツらとまだ馬鹿やっていてぇ。
死ぬのなんざ怖かねぇよ。
大事な人無くす方がもっと怖ぇ。
でもまぁ、二日に一回はサボるのだが。
俺が真面目に特訓?
考えただけで背筋が凍らァ。
人には休息ってのが大事なんでi「総悟ォォオオ!!!!寝てんじゃねぇー!!!!」
「チッ、本当土方さんはウザイの塊ですねィ。」
アイマスクを上にあげ、わざとらしくため息をつく。
「総悟てめぇっ」
「ちょっくらパトロールにでも行ってきやす。」
「なっ、まだ安静にしてろ。敵と遭遇したらどうすんだ。」
「まぁまぁトシ、総悟も久々の巡回だろう、行ってこい。」
「すいやせん、近藤さん。」
「ったく、甘えさせ過ぎだ。」
土方は沖田が出て行くと、頭を抱えてため息をついた。
「そうかぁ?」
うって変わって近藤はにんまりと笑っている。
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