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「お?」
今、路地裏に誰か居たような。
「……」
どうでもいいから帰ろう。←
「きゃぁぁぁっ!!」
「!」
ザッ
素早く路地裏に入る。
奥へ奥へと行くと、天人共が居た。
「真選組、よくも兄者を…この恨み、どう晴らしてくれよう!」
天人は刀を庶民の女の首元に近づける。
「助けてぇっ」
「…お前ら、どこの回しモンでィ。」
野郎共に刀を向ける。
五、六、七…
結構居るな。
10数人程度か。
「回し者ではない!密輸売買でお前達にやられた者の肉親だ!」
「密輸売買?…あー」
俺が腹斬られた時の…。
「それはアイツらがワリィんだろィ。」
「うるさい!!よくもっ、よくも兄者をォォォオオ!!!!」
怒号と共に天人共は襲ってくる。
「そんなに俺に恨みがあるならかかって来な。一人残らずたたっ斬ってやらァ!!」
ザシュ!!!!
ブシュゥゥゥゥ!!!!
ゾク…
斬るのが
こんなに
楽しかったか?
…ゾク…
.
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