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「おいトシ!」
近藤が沖田の方を見ながら土方を止める。
「総悟が言ってんだ、一人にさせてやれ。」
「……そうだな。」
「…でもよ、この頃アイツの様子が変だ。手の怪我もチャイナとバトってあんな酷くなる筈ねぇ。」
「!?」
「…こいつァなんかあるな、すまねぇ、近藤さんは今日は一人で飯に…「おいおい」
近藤が遮った。
「俺達は仲間だろう?総悟に危機があるなら俺が動かなきゃいけないだろう。」
「…近藤さん、すまねぇ。また今度奢るよ。」
「あぁ」
土方と近藤は口元も上げ、屯所を出た。
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