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―土方side―
「何?咳だと?」
「はい、なんか凄く苦しそうでした。」
あの後、万事屋のチャイナ娘に昼間の総悟の様子を聞き、
また屯所に戻って山崎に監視を任せた。
「……アイツ、まだ腹の傷が?」
俺の部屋に山崎、近藤さんが顔をしかめて座っている。
「…にしても、チャイナさんの情報じゃ至って変わりはなかったと言っていたがな。」
「~~~っ!クソッ!何があったってんだ、あの馬鹿。」
頭を掻きむしる。
「まぁまぁ、総悟も、俺達に隠したい事なんだろう。この事は内密にな。山崎。」
「はい!」
近藤さんに言われちゃあ言える筈ねぇ。
「俺ァ病院に行って総悟のカルテを見てくる。近藤さんは出来るだけ野郎に聞き出してくれ、山崎は監視を続行、わかったな?」
「あぁ」
「はい!」
こうして三人の秘密会議は終わった。
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