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「っごほ!ごほごほっ」
ジャ―――――……
「や、やべ…」
水道の透明な水が赤色に染まる。
「…なんだってんだ…」
恐れていた事が起こった。
俺も姉上と同じ病気を持っていた。
「……くくくっ」
笑いが止まんねーや。
「俺…、死んじまうのか…?」
…吐血…
こんな事近藤さん達にバレたら俺ァ…。
「っクソ…!」
ゴンッ!!
壁を殴る。
「ってぇ…」
いてぇな
コンコンッ
「おい総悟、大丈夫か?いきなり飛び出しやがって。」
土方さん…
「や、ちょいと腹が痛くなりやしてね、全然大丈夫なんで今は構わねぇでくだせェ。」
「…本当に大丈夫なんだろうな。」
「へい」
「……そうか。じゃあ戻ってっからお前も来いよ。」
「へいへい」
やっとこのうるせー野郎ともお別れか…
せいせいするぜ。
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