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―沖田side―
「ふぁあぁ、はよー」
「おはようございます!」
いつものように、食堂で飯を食べる。
「っ!」
ガシャンッ
手からお椀が落ちた。
「隊長?」
「ゴホッ!ゴホッ!ゲホッゴホッゴホッ!」
「沖田隊長!!」
苦しい
「隊長!!大丈夫ですか!?」
「ゴホッゴホッ、うっ」
ボタッ、ボタボタッ…
「血!?きゅっ、救急車を!!救急車を呼べェェ!!」
「っめろ…ゴホッゴホッ」
「え…?」
「や…めろ!!」
「ですがっ!」
「隊長、すみませんが聞けません、…早く救急車を。」
山崎が真剣な顔をし、冷静に隊員に言った。
「ゃまっざきぃゴホッゴホッ!ゲホッ!」
バタンッ…
「隊長ォォォォォ!!!!」
意識はそこで途絶えた。
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