その9

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120億の内の100万でも良いから決まってくれたら。 と期待薄で待っていた。 そして約束の日。いつもの喫茶店でいつものスベシャルランチ。 何回、同じ事をしているのだろうか? その時、歴史は動いた。 モンスターが100万円を机に置いた。 モ「滞納分には少し足らんけど取っといて」 あ「マジか?もしかして120億の内何億か決まったか?」 まー、そこまで人生甘くはないね。 何千万かの不動産が売れて200万ほど入ったらしい。 120億は契約はしたが未だ工事に着工してないので貰えてないらしい。 しかし、本当に120億の契約はしてるのか?解らない。 本当に難儀なモンスターだ。 今日は100万貰えてラッキーだった。さて気持ち良く会社に帰ろうかと思った時、モンスターが更に歴史を動かした。
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