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由香里「ハァハァ……さすがにきつい……あっ!!」
しまった、足が縺れて……
通り魔「殺す!!」
―――重力(グラビティ)―――
どこからか声がした。
？？「全く……派手にやってくれましたね～わざわざ地獄から逃げ出してまでこんな事をするなんて……」
その声の主は首から十字架のネックレスをして、手には聖書を抱えている。そうそれは、誰が見ても神父そのものだった。
通り魔「お前・・・守人か、……ぐぉっく」
神父「その通りです。私は狭間の守人ですよ、地獄人さん」
由香里「え!?私助かったの？……ﾊｻﾞﾏﾉﾓﾘﾋﾞﾄ？ｼﾞｺﾞｸｼﾞﾝ？って何？そもそもあの神父って何者？」
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