覚醒
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覚醒
それは突然だった。 親子が歩く帰り道。 夕日は辺りを紅に染め上げる…そして少年の瞳も。 母親の手にぶら下がるビニール袋に手が伸びる。 触れた手が何かに裂かれた様にずれ落ちる。 そして朱い飛沫が少年を濡らした。 母が子を見る。 しかしそれは我が子を見つめる視線では無く。 人外を見る恐怖を抱く瞳だった。 これが覚醒の瞬間だった。
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