第壱悲劇 俺+アホ女登場=さらば平穏な日常

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その時 ヴゥ~~。ヴゥ~~。ヴゥ~~。 一定のリズムで、股間の辺りが揺れる 「ウゴっ!?」 ななな、なんだ? お、俺は器具を仕込んだ覚えはないぞっ!!! そんな趣味も断じてないっ!!! 今までに無いほどの、手際の良さで、その振動物を取り出す。 「ん?あぁ。亥月からメールか…。」 ビビった。 かなりビビった。 一瞬だが、自分は無意識にこんな事をしてしまう人間だったのかと、自分を疑ってしまった。 「ごめんね。もう一人の僕。」 一応、言っておくが、今持っているネックレスは、シルバーの十字架などであり、 どっかの千年前のパズルでできた、金のピラミッドなどは、持ってないからな。 したがって、二重人格で、急に髪が立ち上がり、強気な口調でカードゲームもしないからな。 あ、 脱線しすぎたな…。 亥月からのメールの内容は~っと。 「今日泊まっていい~?明日休みじゃん?だから、彼女が居なくて、哀れ極まり無い君に彼女が居る良さを語ってやるよ」 亥月も彼女は居ないはずだが……。 ところで、 亥月は天才か? 起きてる時、寝てる時、更には、メールの時まで、俺に異常なまでのうざさと殺意を与えてくれる。 素晴らしくイライラする才能だね。 先に言っとく。 すいません もし、今日亥月が誰かに殺害されたニュースが、流れたら、 絶対、俺です。
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