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朝、俺は起きて木のうろを出るとそこには既にガルが待ちくたびれた様子で俺を待っていた。
朝に俺とガルが起きる時間は何時も同じか俺が少し早いくらいなんだがガル、お前は遠足の日にメッチャ早く起きる小学生か!?っとツッコミをいれたくなったのは俺だけじゃ無いはず。いゃ、俺しかいないんだけどね。
「何をしておる早く行くぞ、背中に乗るがいい。」
俺が心の中で突っ込んでるとようやく起きたかみたいに言ってくるガル。いやいやお前が早く起きただけだろ、小学生か貴様は、と二回も同じ様に心の中で突っ込んだのは秘密だ。
「はいはい、分かったよ、乗ればいいんだろ。それより朝飯は?」
乗れば良いのは分かったがそれよりも朝飯は?朝御飯は大切だぞ、シャアに赤いザクが必要なくらい大事なことだぞおい。
「別に一食くらい食べなくても死にはせん。」
おいお前、何当たり前の事を…見たいに言うんだよ、大事何だよ朝飯、確かに一食程度なら食べなくても問題ないけど、あれ?なら別に食べなくてもたいして変わらない?いや、騙されるな俺!朝御飯は超必要なもの何だ、間違いない。あれ?そもそも何で朝飯について考えてるんだっけ?
「早くせんか!」
下を向いてぶつぶつと呟く神威に焦れたのかガルは怒鳴る。
「は、はい!」
はっ!怒鳴られてつい敬語になっちまった、てか何で怒鳴られたの俺?
心の中で自問自答しながらも俺はガルの背中に乗った。…うん やっぱ鱗でゴツゴツしてるな、やっぱ爬虫類なのか?
そんなことを考えているとガルは急に翼をはためかせ始める。
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