序章

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そんな世界にしたのは人間の欲望だろう。 裕福でありたい。 幸せでありたい。 楽をしたい。 人間として誰しもが抱く当たり前の感情。 それが世界を、この地球を駄目にしていく。 だけどこれは悪いことなのだろうか? 地球環境の改善に立ち向かう人々は増えている。 だけどまだまだ数は少ない。 人々は自ら破滅の道を辿ることになるのか、それとも地球を救い自らも救うことが出来るのか? そんな問題に直面した2035年。 確かに人間は地球のためにまた自らのために正しい道に進もうとしていた。 だけどなんの前触れもなくこの年人類は30億人が殺された。 神の手によって。
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