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そこに浮かぶのは小さい頃のオレの姿。
母と父と楽しく過ごしている姿だった。
だけど突然の神からの攻撃が始まった。
神の使い『天使』。
彼らは人の姿をしている。
ただ一つ羽根が生えている点を除いては。
彼らは何処からともなく現れ、人々を殺していった。
そして残されたのは荒れ果てた世界と30億人。
世界の人口の半分がたった1ヶ月で消え去った。
幸せに暮らしているはずのオレの家族はなんとか天使の虐殺を生き延び、天使に怯え、幸せと掛け離れた生活を送っていた。
そしてある日事件は起きた。
ようやく見付けた休める場所。
それは家などというものではなく山小屋のような小さなもの。
だが野宿をするよりはましだった。
その小屋に滞在して3日目。
柄の悪い若い人が5人くらいで小屋を囲っていた。
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